※「そもそもメディア芸術って何?」という場合はこちらをどうぞ。
メディア芸術研究会(通称「メディ研」)誕生の遠い理由に、立命館大学のキャンパス分割という昔の事件が挙げられます。規模の拡大と過密化が問題になるたびに手ごろなキャンパスへの移転を繰り返していた立命館は、1994年に理系学部(現在の理工学部・情報理工学部)を滋賀県・草津の「びわこ・くさつキャンパス(BKC)」に移転することを決定しました。そして、アニメやゲーム等を取り扱うサークルの構成員に理系学部の生徒が多かったために、それらのサークルの本拠も一緒にBKCへ移転してしまったのです。
その後長らくの間、京都市北区の衣笠キャンパスには漫画研究会等の一部のサークルを除き、アニメやゲームなどが好きな生徒が本領を発揮できるサークルはありませんでした。
「どこの大学にだってアニ研やゲーム研ぐらいあるのに、なぜ立命館みたいな大きな大学に無いの?」
「衣笠の生徒はアニメやゲームなんかやめて、スポーツでもして楽しめっていう意味?」
そのような戸惑いや怒りの声が、メディア芸術研究会誕生のきっかけとなりました。つまり、メディア芸術研究会は、それまで衣笠キャンパスに存在しなかったアニメ研究会やゲーム研究会のようなサークルの役割を代わりに担っているのです。
しかし、ただアニメやゲームが好きな人が集まるだけではサークルとは言えませんし、大学に認められません。そこで当サークルでは、「アニメやゲームやマンガだって大学でやってもいい位に真面目に研究もできるんだ!」というメッセージをこめて、「普段一般的に根暗で良いイメージのないメディア芸術の名誉回復」を目的に活動しています。詳細・正確な活動目的は申請書類内容、具体的な方法は「メディア芸術『研究』会の『研究』」に書かれていますのでそちらを参照してください。
メディ研は
衣笠で数少ないオタ向けサークル
一応研究もする
立命館大学衣笠キャンパス内で活動しています。
立命館では歴史のある大きなサークルにしか部室がないので、メディ研は空いている教室(プラズマディスプレイ付き)か、サークルが集う学生会館の会議室を利用しています。
このような事情から活動場所が流動的なので、毎回メールマガジンを利用して会員の携帯に次回の活動場所を知らせています。
活動は週二回程度ですが、詳しい活動時間はスケジュールを参照してください。
機関紙の印刷等のために、会員から前期2000円、後期2000円を徴収し、会計係が管理している銀行口座に貯金しています。
在籍している会員にアンケートをとってみました。
- 同じような趣味の仲間が見つかる
- 他人の目線で新しい作品に出会える
- 詳しくなかった分野の知識が自然と増える
- やろうと思えば詳しい人から文章創作・プログラミング・作曲・HP作成などのスキルをゲットできる
- カラオケでアニソン・ゲーソンが歌える
- オンラインでの会話が得意になる
- 深夜アニメが楽しくなる
- 趣味を馬鹿にされても、ある程度屁理屈をこねられるようになる
- 普段の大学生活が息苦しい人には心のオアシスになる
- ちょっとだけひきこもりやネトゲ中毒が解消される
- 面倒くさいレポートなどで無理やりアニメやゲームを絡めたレポートを書けるようになる
- (活動内容を伝えなければ)「大学でサークルに入ってるんだよ!」と親に言い訳できる
- 不思議と全然オーケーな大学生活を送っているように錯覚できる
同じくアンケートをとってみました。
- 実際にはフレッシュなキャンパスライフとは言い難くなる
- ファッションやヘアスタイルの失敗を誰も指摘してくれない
- カラオケでアニソン・ゲーソンしか歌えなくなる
- 偏った人脈の生成を促してしまう
- 夜更かしで朝起きにくくなる
- レポートで調子に乗りすぎて単位がCになったり落としてしまう可能性がある
- 「ねえ、どんなサークル入ってるの?」と尋ねられると一瞬たじろぐ
- 「メ、メディ研……」と答えると「メディカル研究会」と勘違いされる
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